ニュース 2019/02/19 20:59
ベトナム:年内の電気料金引き上げ、商工省が検討
政策・政治 電力 ベトナム
商工省は、年内の電気料金引き上げを検討している。ドー・タン・ハイ副大臣が明らかにしたもので、石炭価格の上昇などが要因。現在は引き上げの幅や時期を詰めている段階という。ベトナムプラスが18日付で伝えた。
ベトナムでは発電量の48%を火力に依存しており、このうちの大半が石炭火力。現在の石炭価格は昨年末より5%上昇している。また石油火力も一部使われているが、1キロワット時(kWh)当たりの発電コストが5000ドン(約24円)かかるのに対し、家庭へは約3分の1の1720ドンで供給されている状況。国営ベトナム電力グループ(EVN)の関係者は、発電能力には問題ないが、採算面で大きな問題に直面していると話し、料金引き上げが必要であることを示唆した。
国内では水力発電にも大きく依存。商工省は、今年の雨量や需要の予測を交えて電力価格について4つのシナリオを準備しており、今後これを中央政府の価格管理委員会に提出するとしている。
一方、ブオン・ディン・フエ副首相は、電気料金はベトナム投資の魅力にもかかわっており、変更は慎重になされるべきとコメントした。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ベトナムでは発電量の48%を火力に依存しており、このうちの大半が石炭火力。現在の石炭価格は昨年末より5%上昇している。また石油火力も一部使われているが、1キロワット時(kWh)当たりの発電コストが5000ドン(約24円)かかるのに対し、家庭へは約3分の1の1720ドンで供給されている状況。国営ベトナム電力グループ(EVN)の関係者は、発電能力には問題ないが、採算面で大きな問題に直面していると話し、料金引き上げが必要であることを示唆した。
国内では水力発電にも大きく依存。商工省は、今年の雨量や需要の予測を交えて電力価格について4つのシナリオを準備しており、今後これを中央政府の価格管理委員会に提出するとしている。
一方、ブオン・ディン・フエ副首相は、電気料金はベトナム投資の魅力にもかかわっており、変更は慎重になされるべきとコメントした。
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