ニュース 2021/01/18 21:58
シンガポール:12月の輸出7%増、3カ月ぶりプラス
経済・統計 貿易 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール企業庁が18日発表した2020年12月の輸出額(石油と再輸出を除くNODX)は、前年同月比6.8%増の150億7625万シンガポールドル(約1兆1700億円)だった。増加は3カ月ぶり。全体の2割を占める電子製品がプラスを回復したほか、非電子分野も伸びた。
電子製品(13.7%増)は3カ月ぶりプラス。電子の5割近くを占める集積回路(IC、15.7%)など複数の品目で2桁増だった。非電子製品(5.0%増)も3カ月ぶりにプラス転換。特殊機械(30.9%増)の伸びがけん引し、非貨幣用金(14.5%増)や計測機器(21.4%増)も2桁増だった。
主要国・地域への輸出では、米国向け(52.5%増)が急伸し、全体の2割近くを占めて最大。非貨幣用金や医薬品が好調だった。一方、2番目に大きい中国向け(24.6%減)は3カ月ぶりにマイナス。また、日本向け(6.0%減)は1月以来、11カ月ぶりに落ち込んだ。
20年通期のNODXは前年比4.3%増の1724億2411万シンガポールドルだった。同庁は20年8月中旬時点で、伸び率を3.0〜5.0%と予測していた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
電子製品(13.7%増)は3カ月ぶりプラス。電子の5割近くを占める集積回路(IC、15.7%)など複数の品目で2桁増だった。非電子製品(5.0%増)も3カ月ぶりにプラス転換。特殊機械(30.9%増)の伸びがけん引し、非貨幣用金(14.5%増)や計測機器(21.4%増)も2桁増だった。
主要国・地域への輸出では、米国向け(52.5%増)が急伸し、全体の2割近くを占めて最大。非貨幣用金や医薬品が好調だった。一方、2番目に大きい中国向け(24.6%減)は3カ月ぶりにマイナス。また、日本向け(6.0%減)は1月以来、11カ月ぶりに落ち込んだ。
20年通期のNODXは前年比4.3%増の1724億2411万シンガポールドルだった。同庁は20年8月中旬時点で、伸び率を3.0〜5.0%と予測していた。
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