リサイクルショップ大手のコメ兵は11日、タイ初店舗をバンコク都心の商業施設内で15日に開設すると発表した。消費財大手サハ・パタナ・インターホールディング（SPI）と合弁で設立した現地法人が運営。海外では初めて「KOMEHYO」の屋号で出店する。
　商業施設「ZEN＠セントラルワールド」内に86平方メートルの店舗を設け、300点ほどの中古時計やバッグを販売する。昨年12月に現地法人サハ・コメ兵を設立し、従業員教育や商品調達など出店準備を進めてきた。同社の資本金は1億3500万バーツ（約4億8500万円）。コメ兵の香港法人が49％、サハ・パタナが51％を出資している。
　海外出店は2カ所目となる。初店舗は中国・北京で昨年9月に開業。「ラックスストーリー」の屋号で高級ブランドの中古品を扱っている。


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