自動車事業を主軸とする複合企業アストラ・インターナショナルは10月31日、1〜9月の自動車部門の純利益が前年同期比14％減の6兆600億ルピア（約467億円）だったと発表した。販売台数の減少や生産コストの上昇などが響いた。

　同期の新車販売台数は7％減の39万6000台。国内市場全体に比べると減少率が低かったため、シェアは3ポイント上昇して53％となった。同期は新モデルとモデルチェンジを合わせ21モデルを発売した。

　ホンダと合弁のアストラ・ホンダ・モーターによるバイク販売台数は5％増の370万台。国内市場は4％増の490万台だったことから、市場シェアは75％に拡大している。同期は25モデルを投入した。

　自動車部品最大手アストラ・オートパーツの純利益は24％増の5120億ルピアに拡大。交換部品事業が好調だった。

　他部門も含む総売上高は1％増の177兆440億ルピア、純利益は7％減の15兆8680億ルピアだった。


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