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  ニュース     2019/08/05 20:59

ベトナム:1〜7月の車輸入8.8万台、規制の反動で4.7倍に 無料記事

 税関総局によると、2019年1〜7月の自動車輸入台数は前年同期比366%増(4.66倍)の8万8000台に上った。金額ベースでは319%増の19億4000万米ドル。輸入条件が厳格化されて落ち込んだ前年の反動で、大幅増となっている。VNエクスプレスが4日付で伝えた。

 18年の輸入台数は7万2650台で、前年から20%減少していた。輸入する際に原産地証明や品質に関する新たな書類を輸入元国から受け取る必要が発生し、これが足かせとなって当初は輸入が減少した。ただ書類取得がスムーズになった18年後半から輸入が回復してきている。

 なお輸入は伸びているものの、販売は足元でいったん下火になると予想される。8月1〜29日は死者の霊が人間界に戻るとされる鬼月(旧暦7月)で、高額の買い物を避ける傾向にあるため。ホーチミン市のある自動車ディーラーによれば、鬼月では例年30〜40%販売が落ちるという。こうした中で各社は販促キャンペーンを実施。トヨタはセダン「ヴィオス」で3500万〜4500万ドン(約16万〜21万円)、多目的車(MPV)「イノーバ」で5000万〜6000万ドンの値引きを行っている。


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