ニュース 2021/01/21 20:58
シンガポール:20年の固定資産投資13%増、電子が好調
経済・統計 直接投資 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール経済開発庁(EDB)が発表した2020年の企業による固定資産投資(FAI)の表明額は、前年比13%増の171億7100万シンガポールドル(約1兆3420億円)だった。主力の電子分野が大きく伸び、全体をけん引した。20年のFAIによる付加価値創出額は6%増の312億シンガポールドル、雇用創出は41%減の1万9352人だった。
FAIは分野別で、電子が4割増の64億7500万シンガポールドルとなり、全体の38%を占め最大だった。19年に最も大きかった化学は2割近く減少。全体に占める割合は24%に低下し、電子に次ぐ2番目に後退した。国・地域別では6割増の米国が全体の53%を占めて最大。これに6割減だった欧州が17%で続いた。日本は2倍以上に増え、全体比は6%に上昇した。
ベー・スワンジン長官は21年のFAIについて、上半期は厳しい状況となる見通しだが、新型コロナウイルスの感染状況が改善すれば下半期は楽観視できると述べた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
FAIは分野別で、電子が4割増の64億7500万シンガポールドルとなり、全体の38%を占め最大だった。19年に最も大きかった化学は2割近く減少。全体に占める割合は24%に低下し、電子に次ぐ2番目に後退した。国・地域別では6割増の米国が全体の53%を占めて最大。これに6割減だった欧州が17%で続いた。日本は2倍以上に増え、全体比は6%に上昇した。
ベー・スワンジン長官は21年のFAIについて、上半期は厳しい状況となる見通しだが、新型コロナウイルスの感染状況が改善すれば下半期は楽観視できると述べた。
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