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  ニュース     2020/07/30 20:58

ベトナム:7月の外国人来訪者わずか1.4万人、入国制限で 無料記事

 ベトナム統計総局は29日、2020年7月の外国人来訪者数が前年同月比98.9%減の1万3940人だったと発表した。新型コロナウイルス流行の影響で停止していた国際航空便は7月に中国便の再開が認められたが、多くは飛んでおらず、その他の路線については原則停止したままで、来訪者数も低水準のままとなっている。
 交通手段別にみると、陸路が1万886人で最多。ただ前年同月からは95.7%減少した。空路は99.7%減の3021人、海路は99.8%減の33人だった。
 国別では中国が6993人で最多だったものの、前年同月からは98.3%減少した。これにラオスが32.1%減の3868人、韓国が99.7%減の1064人、日本が99.2%減の549人で続いた。
 1〜7月の来訪者数は前年同期比61.6%減の375万8416人。首位は中国で67.9%減の92万6457人。これに韓国が65.7%減の82万4065人、ロシアが38.1%減の24万5816人、日本が61.5%減の20万1955人で続いた。
 政府は20年の目標を1700万〜2000万人に設定しているが、新型コロナの影響で達成は難しい状況。新型コロナ流行が世界的にも早かった中国本土との航空便は2月に停止し、3月末には全ての国際線を原則停止した。ただ政府は、状況好転とともに徐々に国際線を再開する方針で、7月12日には中国便の再開を承認。運輸省は、8月から東京、ソウル、台湾、広州、ビエンチャン、プノンペンの各路線を週1便運航することを政府に提案している。


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