ニュース 2019/11/05 20:59
マレーシア:9月の輸出7%減、2カ月連続でマイナス
経済・統計 貿易 マレーシア
マレーシア統計局が4日発表した貿易統計によると、2019年9月の輸出額は前年同月比6.8%減の777億430万リンギ(約2兆350億円)だった。2カ月連続の減少となり、下げ幅は16年11月以降で最大。前月に続き主力の電気・電子製品が中国向け、シンガポール向けとも不振だった。輸入額は2.4%増の693億6720万リンギと4カ月ぶりのプラス。貿易収支は83億3710万リンギの黒字だった。
主要品目の輸出は、全体の3分の1を占める電気・電子が12.2%減だったほか、パーム油・パーム油製品が6.6%減、石油精製品が14.7%減と振るわなかった。輸出先別では最大の中国向けが3.0%減、これに続くシンガポール向けが11.7%減。いずれも電気・電子が落ち込み、特にシンガポール向けは26.5%減と下落幅が大きかった。一方、両国へのパーム油・パーム油製品輸出はそろって伸びている。
輸入は全体の6割近くを占める中間財が11.1%増だったほか、資本財が7.3%増、消費財が15.1%増とそろってプラスだった。資本財では産業用の輸送機器が46.2%増だった。
1〜9月の累計は、輸出額が前年同期比1.1%減の7285億1900万リンギ、輸入額が3.3%減の6276億5760万リンギ、貿易収支が1008億6130万リンギの黒字だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
主要品目の輸出は、全体の3分の1を占める電気・電子が12.2%減だったほか、パーム油・パーム油製品が6.6%減、石油精製品が14.7%減と振るわなかった。輸出先別では最大の中国向けが3.0%減、これに続くシンガポール向けが11.7%減。いずれも電気・電子が落ち込み、特にシンガポール向けは26.5%減と下落幅が大きかった。一方、両国へのパーム油・パーム油製品輸出はそろって伸びている。
輸入は全体の6割近くを占める中間財が11.1%増だったほか、資本財が7.3%増、消費財が15.1%増とそろってプラスだった。資本財では産業用の輸送機器が46.2%増だった。
1〜9月の累計は、輸出額が前年同期比1.1%減の7285億1900万リンギ、輸入額が3.3%減の6276億5760万リンギ、貿易収支が1008億6130万リンギの黒字だった。
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