ニュース 2020/01/21 20:59
フィリピン:19年の国際収支、78億ドルの黒字
経済・統計 フィリピン
フィリピン中央銀行(BSP)が20日発表した2019年の国際収支は、78億4300万米ドルと4年ぶりに黒字転換した。18年は23億1000万米ドルの赤字だった。サービス貿易収入の拡大やフィリピン人海外出稼ぎ労働者(OFW)からの送金、海外直接投資(FDI)の純流入などが黒字に寄与している。
12月単月でも15億7200万米ドルの黒字。黒字は6カ月連続となり、黒字幅は前月の5億4100万米ドルから約3倍に拡大した。ただ、政府の海外債務満期支払いなどで一部相殺されている。
12月末の外貨準備高は878億4000万米ドルと、輸入の7.7カ月分に相当する水準。また、元本ベース短期負債の5.5倍、残存ベース短期負債の4.3倍に相当する。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
12月単月でも15億7200万米ドルの黒字。黒字は6カ月連続となり、黒字幅は前月の5億4100万米ドルから約3倍に拡大した。ただ、政府の海外債務満期支払いなどで一部相殺されている。
12月末の外貨準備高は878億4000万米ドルと、輸入の7.7カ月分に相当する水準。また、元本ベース短期負債の5.5倍、残存ベース短期負債の4.3倍に相当する。
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