ニュース 2019/08/01 23:59
タイ:7月のインフレ率1%にやや加速、車両が小幅に低下
経済・統計 インフレ率 タイ
商務省が1日発表した2019年7月の消費者物価指数(CPI)上昇率は、前年同月比で1.0%だった。前月の0.9%からやや加速したものの、各品目とも概ね前月から大きな変動はなかった。ただ、自動車販売の減速が続くなかで車両がマイナス0.04%と、小幅ながら08年12月以来のマイナスを記録している。振れ幅の大きい生鮮食品とエネルギーを除くコア指数の上昇率は0.4%と、前月の0.5%を下回り、10年3月以来の低水準だった。
食品・非アルコール飲料の上昇率は3.5%となり、前月の3.1%から加速。肉類や卵・牛乳などの上げ幅が拡大したほか、天候不順の影響により生鮮野菜が20.0%と引き続き高水準で推移している。一方、ガソリン価格の低下で燃料はマイナス5.4%と3カ月連続の前年割れ。また、価格競争の激化を受けて、シャンプーや練り歯磨きなどパーソナルケア製品も値下がり傾向が続いている。
商務省は19年のCPI上昇率を、プラス0.7〜1.3%(平均1.0%)と予測している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
食品・非アルコール飲料の上昇率は3.5%となり、前月の3.1%から加速。肉類や卵・牛乳などの上げ幅が拡大したほか、天候不順の影響により生鮮野菜が20.0%と引き続き高水準で推移している。一方、ガソリン価格の低下で燃料はマイナス5.4%と3カ月連続の前年割れ。また、価格競争の激化を受けて、シャンプーや練り歯磨きなどパーソナルケア製品も値下がり傾向が続いている。
商務省は19年のCPI上昇率を、プラス0.7〜1.3%(平均1.0%)と予測している。
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