ヤクルト本社は、ミャンマーで乳酸菌飲料「ヤクルト」の販売を8月1日に開始する。海外での販売網は39カ国・地域に拡大する。

　このほど現地工場が完成し、販売の準備も整ったことから、ヤンゴンを中心に販売を開始する。販売員による訪問販売とスーパーマーケットなどでの店頭販売を実施。80ミリリットル入りの単品を300チャット（約21円）、5本パックを1500チャットで投入し、販売開始から今年12月までは1日平均1万8530本の販売を目指す。ヤンゴンと周辺での販売状況に応じて販売地域を順次拡大する。

　同社は2016年4月に現地法人のミャンマーヤクルトを設立。ヤンゴン郊外のティラワ経済特別区で工場の建設を進め、製造販売開始に向けて準備してきた。ミャンマーヤクルトは資本金4759万米ドルで、社員88人を擁する。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。