ニュース 2020/01/24 20:59
ベトナム:青果物輸出、今年は3割増の50億ドル目指す=協会
経済・統計 農業・食品 貿易 ベトナム
ベトナム青果物協会(ビナフルーツ)は、2020年の青果物輸出の目標を前年比31.6%増の50億米ドルに設定した。近く発効が見込まれる欧州連合(EU)との自由貿易協定(EVFTA)が追い風になるとみている。ベトナムプラスが伝えた。
EVFTAが発効すれば、EUへの青果物輸出の関税がゼロとなる。品質や保存、包装、輸送などに関する厳しい要件をパスする必要はあるが、ビナフルーツのダン・フック・グエン事務局長は、ベトナムの多くの生産者が世界基準の農業認証「グローバルGAP」や国内の農業認証「ベトナムGAP」に準拠して生産しており、問題にはならないとの見方。その結果、輸出目標を達成することは可能とみている。
19年の青果物輸出は1%減の38億米ドルどまり。商工省は、最大の輸出先である中国が輸入条件を厳格化したことで輸出が落ち込んだと説明している。ただし東南アジア諸国連合(ASEAN)向けは26.6%増、米国向けは10.7%増、EU向けは32.2%増と大きく伸びた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
EVFTAが発効すれば、EUへの青果物輸出の関税がゼロとなる。品質や保存、包装、輸送などに関する厳しい要件をパスする必要はあるが、ビナフルーツのダン・フック・グエン事務局長は、ベトナムの多くの生産者が世界基準の農業認証「グローバルGAP」や国内の農業認証「ベトナムGAP」に準拠して生産しており、問題にはならないとの見方。その結果、輸出目標を達成することは可能とみている。
19年の青果物輸出は1%減の38億米ドルどまり。商工省は、最大の輸出先である中国が輸入条件を厳格化したことで輸出が落ち込んだと説明している。ただし東南アジア諸国連合(ASEAN)向けは26.6%増、米国向けは10.7%増、EU向けは32.2%増と大きく伸びた。
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