2020年上半期の新車販売台数で韓国の現代自動車がブランド別首位に立った。販売台数は2万5358台。同社はベトナム自動車工業会（VAMA）非加盟で、加盟メーカー首位のトヨタを181台上回った。コリアヘラルドが19日付で伝えた。
　市場シェアは21.3％で、前年同期から2.6ポイント上昇した。20％を上回るのは現地企業と合弁の製造会社を設立した2017年以降で初めて。シェアは17年が13.3％、19年が18.7％と徐々に拡大している。
　新型コロナウイルス流行の影響を受け、現代自の20年上半期の販売台数は前年同期比から17％減少。ただ、業界全体に比べると減少幅は小さかった。VAMAによると、上半期の業界全体の販売台数は10万7183台で、前年同期から30.6％減少。VAMA加盟ブラントで首位のトヨタは32.1％減の2万5177台だった。
　現代自はベトナムで09年に地場自動車メーカーのタインコン・グループとパートナーシップを締結。17年に製造分野で資本提携し、19年に販売の合弁会社を設立した。工場は北部ニンビン省にあり、19年1月の報道によれば年産能力は6万台。20年までに10万台に引き上げる計画としている。


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