カンボジア国土整備・都市化・建設省によれば、2020年上半期に認可した建設投資案件は前年同期比23.2％増の2522件で、認可総額は13.3％増の38億4200万米ドルだった。クメールタイムズが伝えた。
　内訳は、◆住宅＝2097件、総額17億8000万米ドル◆ホテル＝19件、1億4520万米ドル◆商業施設＝220件、13億1000万米ドル◆工場・倉庫建設＝45件、総額3億635万米ドル――など。5階建て以上の建物は234棟だった。
　カンボジア不動産協会（CVEA）のクレック・ソクニム会長は、新型コロナウイルス流行の影響で投資に慎重な見方も出ているが、予想に反して不動産・建設業界は成長していると指摘。とりわけプノンペン近郊で不動産売買が回復しており、数カ月後には正常に戻る可能性があるとしている。


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