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  ニュース     2020/01/16 20:59

フィリピン:10月のFDI純流入、34%増の6.7億ドル=中銀 無料記事

 フィリピン中央銀行(BSP)が発表した2019年10月の外国直接投資(FDI)純流入額は、前年同月比33.7%増の6億7200万米ドルだった。増加は8カ月ぶりとなる。
 株式資本投資の純流入額は1億3800万米ドル。うち通常資本勘定は40.8%減の5800万米ドルの純流入だった。上位投資国・地域は米国、韓国、日本で、主に不動産業、金融・保険業、製造業に投資された。一方、利益再投資の純流入は12.7%増の7900万米ドル。現地グループ企業(子会社や関連会社)への貸付やそれらが発行する債券引受額の純流入は、60.0%減の5億3400万米ドルだった。
 1〜10月のFDI純流入額は、前年同期比32.8%減の57億9000万米ドル。株式資本投資の純流入額は44.5%減の13億8000万米ドルで、主な投資国・地域は日本、米国、シンガポール、中国、韓国だった。分野別では金融・保険業、不動産業、製造業などへの投資が多かった。


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