積水ハウスは、ハノイで来月に技能訓練施設を開設すると発表した。日本で労働力不足が懸念されるなか、自社住宅の建設工事向けに技能実習生を育成し、建築現場での施工力を確保する。2022年に300人の登用を目指す。
　同様の施設を設けるのは住宅メーカーで初めてという。現在は日本の研修所で外国人向けの研修を行っているが、ベトナムでの施設開設によって同国からの技能実習生が住み慣れた自国にいながら施工技術などを学べるようにする。また、日本側の受け入れ企業となる積和建設や施工協力会社は、受け入れ後の研修期間を短縮できる。


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