ニュース 2019/07/26 20:59
タイ:FTAとGSP利用の輸出額、1〜5月は2.8%増
経済・統計 貿易 タイ
商務省貿易局の発表によると、自由貿易協定(FTA)と特恵関税制度(GSP)を利用した2019年1〜5月の輸出額は前年同期比2.8%増の306億6886万米ドル、利用率は79.2%だった。FTA、GSPともに堅調に推移しているという。25日付プーチャッカーンなどが伝えた。
FTAを利用した輸出は1.8%増の285億361万米ドルで、利用率は80.4%だった。輸出先別では、東南アジア諸国連合(ASEAN)が102億8462万米ドルで最大。以下、◆中国=79億4708万米ドル◆豪州=34億7394万米ドル◆日本=32億3811万米ドル◆インド=19億5682万米ドル――と続いた。伸び率では、ペルーが43.5%で最大。中国が12.7%、ニュージーランドが9.4%で続いた。FTAが利用された主な品目は、◆トラック◆合成ゴム製品◆生鮮ドリアン◆サトウキビ糖◆生鮮・乾燥マンゴスチン――などだった。
GSPを利用した輸出は18.3%増の21億6525万米ドルで、利用率は66.4%。輸出先別では、米国が12.9%増の19億8773万米ドルで全体の91.8%を占めた。GSPが利用された主な品目は、◆エアコン部品◆ゴム手袋◆飲料◆眼鏡レンズ――などだった。
同局は、FTAとGSPを利用した19年の輸出額目標を前年比9.0%増の810億2500万米ドルに設定している。世界経済の成長鈍化やバーツ高、米中貿易摩擦が輸出の足かせになるものの、FTAとGSPの利用促進に取り組み、目標の達成を目指す。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
FTAを利用した輸出は1.8%増の285億361万米ドルで、利用率は80.4%だった。輸出先別では、東南アジア諸国連合(ASEAN)が102億8462万米ドルで最大。以下、◆中国=79億4708万米ドル◆豪州=34億7394万米ドル◆日本=32億3811万米ドル◆インド=19億5682万米ドル――と続いた。伸び率では、ペルーが43.5%で最大。中国が12.7%、ニュージーランドが9.4%で続いた。FTAが利用された主な品目は、◆トラック◆合成ゴム製品◆生鮮ドリアン◆サトウキビ糖◆生鮮・乾燥マンゴスチン――などだった。
GSPを利用した輸出は18.3%増の21億6525万米ドルで、利用率は66.4%。輸出先別では、米国が12.9%増の19億8773万米ドルで全体の91.8%を占めた。GSPが利用された主な品目は、◆エアコン部品◆ゴム手袋◆飲料◆眼鏡レンズ――などだった。
同局は、FTAとGSPを利用した19年の輸出額目標を前年比9.0%増の810億2500万米ドルに設定している。世界経済の成長鈍化やバーツ高、米中貿易摩擦が輸出の足かせになるものの、FTAとGSPの利用促進に取り組み、目標の達成を目指す。
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