マレーシア自動車協会（MAA）が18日発表した2019年9月の国内新車販売台数は、前年同月比43％増の4万4666台となり、4カ月ぶりに増加に転じた。18年のタックスホリデーの反動で6〜8月は2けた減が続いていた。前月比では13％減少。営業日が少なく、また20年度予算案の発表を前に様子見する傾向が強かった。ニュー・ストレーツ・タイムズなどが18日付で伝えた。

　セグメント別にみると、乗用車は前年同月比49％増の4万266台、商用車は4％増の4400台だった。一方、9月の生産台数は22％増の4万5101台。乗用車が27％増の4万2369台、商用車が26％減の2732台だった。

　1〜9月の販売台数は前年同期比3％減の44万2991台。乗用車が前年同期から横ばいの40万4119台、商用車が22％減の3万8872台だった。1〜9月の生産台数は1％増の42万6041台。乗用車が3％増の39万8350台、商用車が15％減の2万7691台だった。

　MAAは10月の販売台数が9月を上回ると予想。営業日が多いためとしている。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。