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  ニュース     2020/01/14 20:59

インドネシア:19年の石油ガス生産、政府目標を11%下回る 無料記事

 インドネシア石油ガス上流事業監督執行機関(SKKミガス)によれば、2019年の石油・ガス生産量は日量180万石油換算バレルで、政府が目標とする202万5000石油換算バレルを11.1%下回った。ザ・インサイダー・ストーリーズが伝えた。
 原油生産量は日量74万6000バレルで、政府目標を3.7%下回った。ガス生産量は日量5934MMSCFD(100万標準立方フィート/日)で、政府目標の7000MMSCFDを15.2%下回った。
 SKKミガスのドウィ・ソエトジプト代表は、原油生産は日量75万2000バレル、ガス生産は日量6000MMSCFDに達するポテンシャルはあるが、さまざまな問題が生じ、19年はこれを下回ったと説明。ガスパイプライン漏れや停電、リアウ州での森林火災などが影響したとしている。
 同代表は20年の生産動向について、「課題は認識しており、(これらを解決することで)生産は増える」とコメント。開発業者にも生産量を最大限増やすよう打診しているとした。
 政府は20年度予算で、原油生産量を日量75万5000バレル、ガス生産を6670MMSCFDに設定している。


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