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  ニュース     2020/12/27 20:54

シンガポール:今年最後のCOE入札、小型車以外は価格上昇 無料記事

 陸運庁(LTA)が23日実施した今年最後の新車購入権(COE)入札では、ほとんどのカテゴリーで落札価格が上昇した。複数の販売店が販売を強化したことが影響した。
 乗用車だけの通年の動きでは、COE発行枠が昨年より25%縮小されたが、落札価格は昨年をわずかに上回るにとどまった。
 23日の入札結果では、Aカテゴリー(排気量1.6リットル以下で出力130馬力以下の乗用車)のCOE落札価格は4万556シンガポールドル(約315万円)で前回をわずかに下回った。
 Bカテゴリー(排気量1.6リットル以上か出力130馬力以上の乗用車)のCOE落札価格は前回より9.5%高い4万9300シンガポールドル。どの4輪車の購入にも使えるオープンカテゴリーのCOE落札価格は8.8%高い4万9500シンガポールドルだった。
 商用車のCOE落札価格は7%高い3万5201シンガポールドル、オートバイは微増の7689シンガポールドルだった。
 COE発行数は廃車処分された自動車の数で決定される。COEは10年間有効で、10年前の自動車登録台数がCOE発行枠に影響する。
 2010年の新車登録台数は前年より33%少なかったが、2016年にCOEの有効期限を5年延長した乗用車が2万2000台あり、これが21年に廃車時期を迎えるため、21年のCOE発行枠は今年並みか、今年をわずかに上回ると業界関係者は予想している。
(提供:AsiaX http://www.asiax.biz


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