ニュース 2020/12/24 20:58
シンガポール:中国・万業、半導体部品のコンパートを買収
電子・電気 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】中国の半導体設備・材料の上海万業企業は23日、シンガポールに本社を置く半導体真空・高圧装置の部品メーカー、コンパート・システムズ(CS)の買収に6億人民元(約95億円)を投じ、出資比率33.3%の筆頭株主になったと発表した。万業は中国・海外の投資ファンドなどと共に、合計3億9800万米ドル(約412億円)でCSの株式100%を取得。23日付中国証券報によると、中国企業による海外企業の買収額としては近年で最大規模だ。
CSは半導体や石油化学などの業界向けに、バルブやねじ、センサーなどの高精細部品を供給。生産拠点を中国広東省深セン市と、マレーシアのケダ州クリムに置いている。
万業は半導体設備で中国を代表する企業を目指しており、今回の買収で新たに半導体部品分野に進出した。今月に上海市で行われた投資サミットでは「2020年の中国ニューエコノミーで最も投資価値のある企業」に選定されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
CSは半導体や石油化学などの業界向けに、バルブやねじ、センサーなどの高精細部品を供給。生産拠点を中国広東省深セン市と、マレーシアのケダ州クリムに置いている。
万業は半導体設備で中国を代表する企業を目指しており、今回の買収で新たに半導体部品分野に進出した。今月に上海市で行われた投資サミットでは「2020年の中国ニューエコノミーで最も投資価値のある企業」に選定されている。
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