2019年に完成した低所得者向けの社会住宅建設プロジェクトは9案件（4100戸、床面積20万平方メートル）で、政府目標に届かなかった。予算不足や土地収用の遅れに原因がある。ベトナムプラスが7日付で伝えた。
　政府は、「2030年を見据えた20年までの社会住宅計画」のもと、これまでに207案件（8万5810戸、430万平方メートル）を完成。220案件（17万9640戸、898万平方メートル）が建設中となっている。
　ただ計画実行は遅れており、その一因が土地収用の遅れにある。全国で計画されている2256案件で4億3783万平方メートルの土地が必要になるが、これまでに土地収用を終えたのは1040案件の3359万平方メートルどまり。20年までの目標の36.3％しか届いていない。建設予算の制約もある中、建設省は解決に向けた協議を行っている。


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