ニュース 2020/04/01 20:59
インドネシア:財政赤字の法定上限緩和、対コロナで政府支出拡大
経済・統計 政策・政治 インドネシア
ジョコ大統領は3月31日、財政赤字を対国内総生産(GDP)比3.0%以下とする法定限度を緩和する方針を示した。2020〜22年の3年間適用する。新型コロナウイルスの感染が広がる中、財政支出を拡大。医療体制の拡充を図るとともに、冷え込んだ経済の底上げを狙う。ザ・インサイダー・ストーリーズが同日付で伝えた。
財政赤字を対GDP比で2.5%としていた20年度予算も改定する。早期に国会へ改定案を提出する予定で、20年度の歳出を当初の2540兆1000億ルピア(約16兆6000億円)から2945兆5000億ルピアへ約16%引き上げる。
大統領は同日のテレビ会議で、新型コロナ対策として405兆1000億ルピアの追加支援を行うと表明。医療体制の拡充に75兆ルピア、低所得層支援に110兆ルピア、税優遇や景気刺激策に70兆1000億ルピア、企業再生に向けた融資プログラムに150兆ルピアを充てるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
財政赤字を対GDP比で2.5%としていた20年度予算も改定する。早期に国会へ改定案を提出する予定で、20年度の歳出を当初の2540兆1000億ルピア(約16兆6000億円)から2945兆5000億ルピアへ約16%引き上げる。
大統領は同日のテレビ会議で、新型コロナ対策として405兆1000億ルピアの追加支援を行うと表明。医療体制の拡充に75兆ルピア、低所得層支援に110兆ルピア、税優遇や景気刺激策に70兆1000億ルピア、企業再生に向けた融資プログラムに150兆ルピアを充てるとしている。
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