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  ニュース     2019/04/08 22:59

ベトナム:HCM市の経済成長率、第1四半期は7.64% 無料記事

 ホーチミン市人民委員会は、2019年第1四半期の域内総生産(GRDP)成長率が前年同期比で7.64%だったと発表した。高い成長を続けているものの、農業とサービス業は成長ペースが減速したとしている。ベトナムプラスが6日付で伝えた。
 GRDPは324兆5000億ドン(約1兆5560億円)で、このうち63.1%をサービス業が占めた。同市人民委のグエン・タイン・フォン主席は、この分野の成長ポテンシャルは今後も高いと述べている。なお外国人来訪者数は、14.1%増の225万人だった。
 外国直接投資(FDI)認可額は20.4%増の15億5000万米ドル。新規認可が23.3%増の254件で、金額ベースでは4.3%増の2億8800万米ドルだった。うち不動産が52.7%を占め、これに科学技術が19.4%、卸小売り・自動車バイク修理が14.8%、加工・製造が8%で続いた。
 既存案件への追加投資は、認可件数が20.5%増の53件、認可額が15倍の6200万米ドル。また722社の外国企業が地場企業の株式取得しており、金額は19.2%増の12億米ドルに上った。
 第1四半期に新規設立された企業は2.4%増の約8600社。これらの登録資本金は147兆ドンに上り、前年同期に設立された企業の登録資本金を46%上回った。


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