ニュース 2020/12/10 20:59
シンガポール:21年の経済成長率5.5%予測=金融庁調査
経済・統計 GDP シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール金融管理庁(MAS)が9日発表した民間エコノミスト調査によると、2021年の実質国内総生産(GDP)成長率の予測(中央値)は、20年見込み比で5.5%だった。新型コロナウイルス流行で打撃を受けた建設業などの回復により、20年のマイナス成長からプラス転換する見通し。20年の予測はマイナス6.0%で、3カ月前に行われた前回調査と同じだった。
今回の調査は11月下旬に実施。エコノミストとアナリストの23人が回答した。21年は全5業種のうち建設業(28.4%)の上げ幅が最大で、宿泊・食品サービス(15.0%)も2桁成長の見通し。製造業(4.5%)など他の3業種もプラス成長が予測されている。支出面から見ると、民間消費(8.5%)がプラスを回復するとみられている。
21年の予測はほか、◆輸出額(石油と再輸出を除くNODX)伸び率=4.0%◆インフレ率=0.6%◆失業率=3.0%――などだった。
20年第4四半期のGDP成長率予測は前年同期比マイナス4.5%で、前四半期実績(マイナス5.8%)から改善する見通し。製造業は5.9%のプラス成長が見込まれている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
今回の調査は11月下旬に実施。エコノミストとアナリストの23人が回答した。21年は全5業種のうち建設業(28.4%)の上げ幅が最大で、宿泊・食品サービス(15.0%)も2桁成長の見通し。製造業(4.5%)など他の3業種もプラス成長が予測されている。支出面から見ると、民間消費(8.5%)がプラスを回復するとみられている。
21年の予測はほか、◆輸出額(石油と再輸出を除くNODX)伸び率=4.0%◆インフレ率=0.6%◆失業率=3.0%――などだった。
20年第4四半期のGDP成長率予測は前年同期比マイナス4.5%で、前四半期実績(マイナス5.8%)から改善する見通し。製造業は5.9%のプラス成長が見込まれている。
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