税関総局によると、2019年1〜9月の完成車輸入は前年同期比167.8％増の10万9000台だった。金額ベースでは157.0％増の24億米ドル。輸入条件が厳格化されて落ち込んだ前年の反動で、大幅増となっている。ベトナムニュースが9月30日付で伝えた。
　9月の完成車輸入は台数が38.1％増の1万3000台。金額ベースでは24.4％増の2億6000万米ドルだった。輸入元はタイ、インドネシア、日本、中国、ドイツが中心で、これらの国からの輸入が全体の97％を占めた。
　東南アジア諸国連合（ASEAN）域内では18年、完成車の輸入関税が撤廃された。こうした中、商工省は国内の自動車産業の競争力向上を後押ししたい考え。一方、輸入車の品質管理にも重点を置くとしている。


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