エネルギー規制委員会（ERC）は12日、2020年5〜8月の電気料金を据え置くことを決定した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による景気減速と国民の生活費の負担に配慮した。13日付プーチャッカーンなどが伝えた。
　1ユニット（キロワット時）当たりの電気料金は現行の平均3.6396バーツ（約12.3円）のままとなる。電気料金に含まれる燃料調整税（Ft）を1ユニット当たりマイナス0.1160バーツで据え置いた。
　同委員会は4カ月ごとにFtを見直しており、据え置きは4期連続。19年1〜4月は発電コストの上昇を受けて0.043バーツ引き上げ、電気料金は1.2％上昇した。


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