ニュース 2019/09/20 20:59
ベトナム:シャープがアサンゾ提訴の意向、提携文書偽造を主張
日系企業 電子・電気 ベトナム
シャープの現地販売子会社であるシャープ・エレクトロニクス(ベトナム)は19日、地場家電メーカーのアサンゾ・ベトナムを提訴する構えがあると発表した。製造地偽装疑惑があったアサンゾが17日の記者会見で日本の技術を使用していると説明した際、シャープ香港子会社との提携関係を示した文書が偽装であると主張している。
アサンゾは記者会見で、自社製品が日本の技術を使用していることを証明するため、同社とシャープ・ロクシー(香港)が今月12日時点で提携関係にあるとする文書のコピーを記者団に配布。ただシャープは、アサンゾとの提携関係が16年9月に終了しており、さらにシャープ・ロクシー(香港)は16年10月にシャープ香港へ社名変更していると説明。文書偽造を指摘した。
これまでの現地報道によると、アサンゾ製品をめぐっては今年5月、現地紙トイチェーが部品を中国から輸入して国内で組み立て、これをベトナム製として虚偽の表示を行っていると糾弾。その後当局の捜査が入った。アサンゾは今月17日に記者会見を開き、当局による捜査の結果、偽装した証拠は見つからなかったとして疑惑が晴れたと主張。この際、シャープと提携して日本の技術を使用していると説明した。なお当局は捜査結果を正式に発表していない。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
アサンゾは記者会見で、自社製品が日本の技術を使用していることを証明するため、同社とシャープ・ロクシー(香港)が今月12日時点で提携関係にあるとする文書のコピーを記者団に配布。ただシャープは、アサンゾとの提携関係が16年9月に終了しており、さらにシャープ・ロクシー(香港)は16年10月にシャープ香港へ社名変更していると説明。文書偽造を指摘した。
これまでの現地報道によると、アサンゾ製品をめぐっては今年5月、現地紙トイチェーが部品を中国から輸入して国内で組み立て、これをベトナム製として虚偽の表示を行っていると糾弾。その後当局の捜査が入った。アサンゾは今月17日に記者会見を開き、当局による捜査の結果、偽装した証拠は見つからなかったとして疑惑が晴れたと主張。この際、シャープと提携して日本の技術を使用していると説明した。なお当局は捜査結果を正式に発表していない。
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