米調査会社ニールセンがまとめた2020年2月の国内の総広告支出は、前年同月比7.6％増の81億9100万バーツ（約270億円）だった。プラスは5カ月連続。企業別で上位10位のうち7社がプラスだった。

　企業別の広告支出は、消費財大手の英蘭系ユニリーバ・タイ・ホールディングスが51.6％増の3億4615万バーツでトップ。音楽・芸能大手RS傘下の美容・健康製品販売会社ライフスターが18.3％増の2億4915万バーツで2位、スイス系食品・飲料大手ネスレ（タイ）が5.4％減の1億7718万バーツで3位だった。日系では、いすゞ車の販売会社トリペッチいすゞセールスが11.0％増の1億2262万バーツで9位に入った。

　1〜2月の総広告支出は前年同期比4.9％増の156億3400万バーツ。企業別で上位10位のうち6社がプラスだった。


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