クボタは26日、ミャンマーの販売子会社クボタミャンマーがヤンゴン郊外のティラワ経済特別区（SEZ）に新拠点を建設し、本社と物流の機能を集約すると発表した。今後も拡大が見込める同国の農業機械需要を取り込むため、サプライチェーンの効率改善やサービス体制強化を進める狙い。
　新拠点の総投資額は約30億円。敷地8万4655平方メートルに3万2000平方メートルの建屋を建設し、2022年3月に開所する。
　ミャンマーでは2011年、タイ法人のサイアムクボタが代理店を通じて農機の販売を開始。16年からはクボタミャンマーを通じて、トラクターなど農機のほかディーゼルエンジン、建設機械、部品の販売、メンテナンスなど行っている。


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