物流システム大手のダイフク（本社：大阪市西淀川区）は18日、製造業・流通業向け物流システムの販売と据え付け、アフターサービスを行う現地法人をホーチミン市に設立し、来月1日に営業を開始すると発表した。新会社の設立により、地域密着型の事業展開を加速する。
　ダイフク・イントラロジスティクス・ベトナムを資本金45万米ドルで設立。ダイフクが100％出資する。従業員数は10人を予定。製造業向けの保管システムに加え、流通業向けの搬送、仕分け・ピッキングシステムなど、幅広い分野での事業展開を図る。
　ダイフクはベトナムで2016年から、タイ法人などを通じて現地メーカーや日系企業に自動倉庫を中心とする物流システム設備を販売してきた。


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