植物由来の代替肉を生産販売するマレーシアのアルティミートは、インドネシアで工場2カ所の建設に6億米ドルを投じる計画を明らかにした。政府が推進する無償給食事業などに供給する考え。牛肉や鶏肉よりも安価に提供できるとしている。各紙が伝えた。

　スマトラ島のランプン州と東ジャワ州マランで3億米ドルずつ投資するとしている。フル稼働時には原料にキャッサバを年200万トン、砂糖を同100万トンを使用する見通し。全てインドネシア国内で調達し、輸入は伴わないとしている。給食事業のほか、小売市場や加工食品業者、ホテルなどへの製品供給も見込む。

　同社は植物由来の原料を発酵させて鶏肉風の代替肉を生産し、パテとナゲットに加工して販売している。


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