ニュース 2025/11/20 20:59 NEW!!
タイ:10月の産業景況感指数、2カ月ぶり低下 
経済・統計 タイ

クリアンクライ会長は指数下落の要因として他にも、◆中国からの輸入の増加で電気製品や鉄鋼などの国内メーカーが打撃を受けていること◆広範囲にわたる洪水被害が懸念されること◆タイとカンボジアの国境閉鎖で国境貿易が停滞していること――などを挙げた。
一方、プラス要因には、◆政府の石油基金がガソリン・軽油の小売価格を引き下げたこと◆観光ハイシーズンが到来したこと◆政府が生活費支援策など景気刺激策を導入したこと――などを挙げた。
3カ月後見通し指数は93.5となり、前月から1.7ポイント上昇した。政府の家計債務解決策や中小企業支援策などに期待が高まり、2カ月連続で上昇した。
指数は「良い、良くなった」と回答した企業の割合から「悪い、悪くなった」と回答した企業の割合を差し引き、100ポイントを足した値。100を上回れば「好感」とされる。今回の調査対象は製造業の1335社。
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