労働雇用省は6月30日、マニラ首都圏の1日当たりの最低賃金を50ペソ（約128円）引き上げると発表した。7月18日付で適用し、新たな最低賃金は非農業部門で695ペソ、農業部門で658ペソとなる。首都圏の最低賃金引き上げは昨年7月以来となる。

　政労使で構成する委員会の決定を受けて引き上げを決めた。最低賃金で働く約120万人が直接的な恩恵を受け、最低賃金以上の収入を得ている労働者約170万人も間接的に恩恵を受ける可能性があるとしている。


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