米ゼネラル・モーターズ（GM）の「シボレー」ブランドをカンボジアで販売するユナイテッド・オート・トレーディング（UAT）は6日、シボレー車の現地組立生産に乗り出すと発表した。1900万米ドルを投じて中部コンポンチュナン州に工場を建設する計画。年産能力は1万～1万2000台とする。クメールタイムズなどが伝えた。

　傘下のTHオートモーティブ・マニュファクチャリングを通じて今月初めにGMと契約を交わし、現地組立生産の独占権を得た。工場の敷地面積は11万平方メートル、第1期の工場面積は2万7000平方メートル。500～1000人の雇用創出を見込む。

　国内では現在、トヨタや米フォード、韓国の現代自動車などの組立工場が稼働している。また、中国電気自動車（EV）最大手の比亜迪（BYD）は南部シアヌークビル州でEVなどの組立工場を建設中。今秋にも稼働を開始する。


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