ニュース 2026/02/15 23:59 NEW!!
マレーシア:25年のGDP成長率、5.2%に加速 
経済・統計 GDP マレーシア

産業別では、サービス業が5.5%で、消費関連分野や政府サービス、情報通信技術(ICT)関連が好調だった。製造業は4.5%で、世界的なテクノロジー需要を背景に電気・電子分野の生産が堅調。建設業は12.2%と高成長が続き、非住宅部門や大型案件が押し上げた。農業は2.2%、鉱業は0.7%だった。
成長率を支出別にみると、個人消費は5.2%と堅調に推移。賃金上昇や政府の家計支援策が下支えした。民間投資は9.4%と高い伸びで、機械・設備やデータセンター(DC)関連が拡大した。公共投資も10.3%と大きく伸びた。
輸出は3.1%で、電気・電子やサービス輸出が寄与した。一方、輸入は4.6%と輸出を上回り、純輸出は通年では成長の押し下げ要因となった。
第4四半期のGDP成長率は前年同期比6.3%だった。第3四半期の5.4%から加速し、近年平均を上回る高い伸びとなった。産業別では建設業が11.0%、サービス業が6.3%、製造業が6.1%と高い伸び。支出別では個人消費が5.3%で前四半期を上回り、民間投資は9.2%と大きく伸びた。
■労働市場や物価も安定
労働市場は25年を通して安定推移し、失業率は年末時点で2.9%と低水準だった。就業者数は増加基調が続き、民間部門の名目賃金も4%前後の伸びとなった。
25年のインフレ率は通年平均で1.4%、コアインフレ率は2.0%だった。宝飾品価格の上昇や通信料金のベース効果がみられたものの、電気料金や燃料など管理価格の抑制が全体の物価を安定させた。
中銀は、26年も内需の拡大や投資案件の進展、電気・電子輸出や観光の拡大が成長を支えると見込む。一方で、世界貿易の減速や地政学リスクを下振れ要因に挙げている。
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