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  ニュース     2020/11/25 20:59

マレーシア:10月CPIは1.5%低下、8カ月連続マイナス 無料記事

【亜州ビジネス編集部】マレーシア統計局は25日、2020年10月の消費者物価指数(CPI、2010年=100)が120.2となり、前年同月から1.5%下落したと発表した。8カ月連続のマイナスで、下げ幅は前月から0.1ポイント拡大。生鮮食品と政府による価格統制品を除くコア指数の上昇率は0.8%で、前月の1.0%からやや減速した。

 12品目のうちマイナスは3品目だった。下落幅が最大だったのは運輸でマイナス10.2%。前月のマイナス9.9%から下げ幅が拡大した。また住居・水道光熱費がマイナス3.0%、衣類・履物がマイナス0.4%だった。一方、最も伸びが高かったのは雑貨の2.8%で、これに食品・非アルコール飲料が1.5%で続いた。

 CPIは前月比0.1%上昇。3品目がプラスで、食品・非アルコール飲料と健康、娯楽・文化がそれぞれ0.1%上昇した。一方、通信など6品目は横ばい。下がったのは運輸、衣類・履物、雑貨の3品目で、いずれもマイナス0.1%だった。

 1〜10月のCPIは前年同期比で1.0%下落。運輸(10.0%下落)と住居・水道光熱費(1.5%下落)、衣類・履物(0.8%下落)がマイナスで、雑貨(2.7%上昇)など残り9品目はプラスだった。


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