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  ニュース     2025/11/09 20:55

インドネシア:8月の失業率4.85%、1年前から改善 無料記事

 インドネシア中央統計局(BPS)が発表した2025年8月の失業率は4.85%となり、前年同月(4.91%)から0.06ポイント低下した。11年以降で最も高かった20年8月の7.07%をピークとして改善傾向にある。

 調査は毎年2月と8月に行われ、8月の失業率は例年、2月より高い傾向にある。今回もその傾向を維持しており、25年2月の4.76%から0.09ポイント上昇した。

 8月の失業率を性別でみると、男性は4.85%、女性は4.84%で1年前からそれぞれ0.05ポイント低下、0.08ポイント低下。地域別では、都市部が5.75%(0.04ポイント低下)、農村部が3.47%(同0.20ポイント低下)となり、農村部の方が引き続き雇用情勢は良好だった。

 労働力人口は1.35%増の1億5400万人、就業者数は1.31%増の1億4654万人、失業者数は0.05%減の746万人。労働参加率は70.59%で、前年同月から0.04ポイント低下した。

 労働者1人当たりの平均月収は前年同月比1.94%増の333万ルピア(約3万800円)。産業別では鉱業(498万ルピア)が最も高く、最低は「その他サービス」の197万ルピアだった。


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