ニュース 2025/07/28 19:59 NEW!!
マレーシア:複合企業ヘクザ、トウモロコシ由来のエタノール製造 
農業・食品 化学 マレーシア
化学品製造と不動産開発を手掛ける複合企業のヘクザ・コーポレーションは25日、子会社のケミカル・インダストリーズ・マラヤ(CIM)を通じて、ペラ州イポーにトウモロコシを主原料とするエタノール工場を開所した。従来の糖蜜に代えて高品質なトウモロコシを使用し、自然発酵と蒸留によってエタノールを製造。自社の成長と循環型経済の推進を目指す。
マレーシア投資開発庁(MIDA)によれば、工場では副産物として、飼料原料となる乾燥蒸留穀物(DDGS)も製造。マレーシアで初めてDDGSを製造・供給する工場となり、循環型の生産体制確立や食料安全保障、持続可能な農業に貢献すると期待されている。
MIDAのシーク・シャムスル最高経営責任者(CEO)は、「この工場は農業資源の最適活用と下流産業の創出によって経済的価値を生む好例になる」と評価。州政府の投資誘致機関、インベスト・ペラのモハマド・ハシムCEOも、CIMの継続的な投資が州の産業成長や雇用創出、持続可能な経済への移行に寄与すると述べた。
CIMは1962年に国内初のエタノールメーカーとして操業を開始。濃度96%以上のエタノールや、天然酢、DDGSなど多様な製品を展開している。94年には国内業界で初めて英国薬局方(BP)に準拠した国際規格を取得しており、品質と信頼性に定評がある。
親会社のヘクザは、子会社を通じてエタノールや樹脂の製造、不動産開発などを手掛けている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
マレーシア投資開発庁(MIDA)によれば、工場では副産物として、飼料原料となる乾燥蒸留穀物(DDGS)も製造。マレーシアで初めてDDGSを製造・供給する工場となり、循環型の生産体制確立や食料安全保障、持続可能な農業に貢献すると期待されている。
MIDAのシーク・シャムスル最高経営責任者(CEO)は、「この工場は農業資源の最適活用と下流産業の創出によって経済的価値を生む好例になる」と評価。州政府の投資誘致機関、インベスト・ペラのモハマド・ハシムCEOも、CIMの継続的な投資が州の産業成長や雇用創出、持続可能な経済への移行に寄与すると述べた。
CIMは1962年に国内初のエタノールメーカーとして操業を開始。濃度96%以上のエタノールや、天然酢、DDGSなど多様な製品を展開している。94年には国内業界で初めて英国薬局方(BP)に準拠した国際規格を取得しており、品質と信頼性に定評がある。
親会社のヘクザは、子会社を通じてエタノールや樹脂の製造、不動産開発などを手掛けている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。