ニュース 2025/10/02 20:57 NEW!!
シンガポール:米エクソン、27年までに従業員10~15%削減へ 
石油 労働 シンガポール
米石油大手エクソンモービルは1日、シンガポールで従業員の10~15%に相当する約500人を2027年末までに削減すると発表した。世界的な事業再編の一環で、カナダや欧州連合(EU)などを中心に2000人の人員削減を進める計画に続く動きとなる。ロイター通信などが同日付で伝えた。
人員を削減すると共に、南部ハーバーフロントのオフィスを閉鎖し、西部ジュロン島の製油所に移転する方針。組織再編を通じて業務効率化を図り、競争力の強化と将来の成長に備える。シンガポールでの製造・トレーディングなどの主要事業は引き続き維持する。シンガポール経済開発庁(EDB)は、関連機関と共同で影響を受ける従業員の再就職支援に取り組むとしている。
エクソンは9月、ジュロン島の製油所で残渣油を潤滑油基油や低硫黄燃料に転換する新設備の稼働を開始した。シンガポールでは西部のパイオニアロードとジュロン島に製油所を持ち、両拠点合計の日量処理能力は59万2000バレルに上る。
同社は19年から世界的なリストラを進めており、これまでに年間135億米ドルのコストを削減。30年までにさらに30%の上積みを目指す。昨年末時点の従業員数は約6万1000人で、19年比で2割減少している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
人員を削減すると共に、南部ハーバーフロントのオフィスを閉鎖し、西部ジュロン島の製油所に移転する方針。組織再編を通じて業務効率化を図り、競争力の強化と将来の成長に備える。シンガポールでの製造・トレーディングなどの主要事業は引き続き維持する。シンガポール経済開発庁(EDB)は、関連機関と共同で影響を受ける従業員の再就職支援に取り組むとしている。
エクソンは9月、ジュロン島の製油所で残渣油を潤滑油基油や低硫黄燃料に転換する新設備の稼働を開始した。シンガポールでは西部のパイオニアロードとジュロン島に製油所を持ち、両拠点合計の日量処理能力は59万2000バレルに上る。
同社は19年から世界的なリストラを進めており、これまでに年間135億米ドルのコストを削減。30年までにさらに30%の上積みを目指す。昨年末時点の従業員数は約6万1000人で、19年比で2割減少している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。