ニュース 2025/11/11 20:56 NEW!!
シンガポール:車両購入権の価格、全カテゴリーで軒並み低下 
経済・統計 自動車 シンガポール
11月5日締め切りの車両購入権(COE)入札で、落札価格が全てのカテゴリーで下落した。小型乗用車や電気自動車(EV)が含まれるカテゴリーAは11万2シンガポールドル(約1300万円)で、前回(10月23日)の12万2000シンガポールドルから9.8%低下。10月の初回入札で記録した過去最高の12万8105シンガポールドルを大幅に下回った。
排気量1600cc超または出力110キロワット(kW)超の車両を対象とするカテゴリーBは11万5001シンガポールドルで、前回から12.8%下落した。商用車向けのカテゴリーCは1.0%低下の7万6000シンガポールドル、バイク向けのカテゴリーDは8.4%低下の8600シンガポールドル、バイクを除く全車種に使用できるオープンカテゴリー(カテゴリーE)は11%低下の12万1010シンガポールドルとなった。
今回の入札では総入札件数が4167件と前回から4.9%減少。ストレーツタイムズによると、前回の価格下落後も販売店の来客数は想定ほど増えず、消費者はさらなる値下がりを待つ姿勢を見せているという。
カテゴリーAとBの価格差は4999シンガポールドルと、24年11月以来の最小水準となった。EVの増加でカテゴリーAへの需要が高まっていることも影響している。業界関係者の間では、価格下落を予想していたものの、下落幅は想定を上回ったとの声が出ている。販売店では、COE価格が顧客と事前に取り決めた設定額を下回った場合、購入者に差額を返金しており、その額がカテゴリーAでは最大1万9000シンガポールドル、カテゴリーBでは5000シンガポールドルに達するケースも報告されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
排気量1600cc超または出力110キロワット(kW)超の車両を対象とするカテゴリーBは11万5001シンガポールドルで、前回から12.8%下落した。商用車向けのカテゴリーCは1.0%低下の7万6000シンガポールドル、バイク向けのカテゴリーDは8.4%低下の8600シンガポールドル、バイクを除く全車種に使用できるオープンカテゴリー(カテゴリーE)は11%低下の12万1010シンガポールドルとなった。
今回の入札では総入札件数が4167件と前回から4.9%減少。ストレーツタイムズによると、前回の価格下落後も販売店の来客数は想定ほど増えず、消費者はさらなる値下がりを待つ姿勢を見せているという。
カテゴリーAとBの価格差は4999シンガポールドルと、24年11月以来の最小水準となった。EVの増加でカテゴリーAへの需要が高まっていることも影響している。業界関係者の間では、価格下落を予想していたものの、下落幅は想定を上回ったとの声が出ている。販売店では、COE価格が顧客と事前に取り決めた設定額を下回った場合、購入者に差額を返金しており、その額がカテゴリーAでは最大1万9000シンガポールドル、カテゴリーBでは5000シンガポールドルに達するケースも報告されている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。














