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  ニュース     2019/09/17 21:59

タイ:車部品イングレス、インドネシアで受注 無料記事

 自動車部品メーカーのイングレス・インダストリアル(タイランド)は16日、インドネシアで生産される自動車向けのプレス部品を韓国の自動車部品メーカーから受注したと発表した。機械・設備に新たに3億8000万バーツ(約13億4000万円)を投じ、2021年11月〜22年1月に生産を開始する予定。契約期間の7年間で37億バーツの売り上げを見込む。

 同国に合弁会社を設立し、リアフロアなどを生産、供給する。合弁会社には、マレーシアの完全子会社イングレス・インダストリアル・マレーシアが70%を出資する予定。残りは韓国企業とインドネシア企業が出資する。

 また、同社は別件として、インドネシアで生産される自動車のドアフレームの受注も発表した。機械・設備への投資額は2250万バーツ。片山工業と合弁の現地子会社イングレス・マリンド・ベンチャーズが21年11月〜22年1月の生産開始を予定し、7年で5億2200万バーツの売り上げを見込む。

■プロドゥアからも受注

 イングレスは同日、マレーシアの国産車メーカー、プロドゥアから新モデル向けの金属部品を受注したことも発表した。加工性が高い高張力鋼「AHSS」を使用したリアメンバーやフロントドアのアッシー(構成部品)を生産、供給する。

 イングレスが70%、プロドゥアが30%を出資する同国の子会社イングレス・テクノロジーズ(ITSB)が受注した。葵機械工業と合弁会社を新設して生産する計画。出資比率はITSBが51%、葵機械工業が34%、プロドゥアが15%とする。20年8月〜21年1月の生産開始を予定。工場や機械・設備に9億6300万バーツを投じる。


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