冠婚葬祭事業のこころネット（本社：福島市）は10日、ホーチミン市の霊園マネジメント会社に20％出資し、持ち分法適用会社化すると発表した。同マネジメント会社が管理する霊園は、葬儀や埋葬、墓石・納骨堂販売などの総合的なサービスの提供を目的としている。こころネットはグループが持つリソースを提供し、事業拡大を推進する。
　今年3月に設立されたセレモニー・パーク・インベストメント・アンド・マネジメントの株式20％を、既存株主から470万米ドルで取得する。今月末に売買契約を締結。来年6月の株式授受を予定している。株式の残り80％は、既存株主の地場企業が引き続き保有する。セレモニーの資本金は現在2127万米ドルだが、こころネットが出資する前に850万米ドルに減資する。
　こころネットは2020年3月期〜22年3月期の中期経営計画で、「新分野・海外への資源投入」を重点施策に掲げている。


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