ニュース 2025/12/21 23:57 NEW!!
シンガポール:企業景況感、小幅低下も楽観圏維持=SCCB 
経済・統計 シンガポール
シンガポール商業信用調査所(SCCB)が16日発表したシンガポール企業の2026年第1四半期の景況感指数(BOI)はプラス4.30となり、前四半期(4.50)から小幅に低下した。前年同期(5.45)からも下げたが、少なくとも23年以降は楽観圏を維持している。
国内の主要産業を代表する200社の経営者を対象に調査を実施した。指数は、業績改善を予想する企業の割合から業績悪化を予想する企業の割合を差し引いて算出する。
BOIを構成する6項目はいずれもプラス圏で、売上高と純利益は共に5.93で前四半期から横ばい。一方、販売価格は10.00から5.93に、雇用は3.25から2.96にそれぞれ低下した。ほか、新規受注は2.40から3.70に上昇し、在庫水準はマイナス0.85から1.48に回復した。
BOIを産業別にみると、サービス業と金融業で楽観的な見方が目立った。サービス業は6項目すべてがプラスとなり、売上高と純利益がいずれも6.82に上昇。金融業では収益と純利益が21.43と高水準だった。一方、建設や製造、卸売りでは慎重姿勢が強まり、特に卸売業は売上高、純利益、販売価格など4項目がマイナスとなった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
国内の主要産業を代表する200社の経営者を対象に調査を実施した。指数は、業績改善を予想する企業の割合から業績悪化を予想する企業の割合を差し引いて算出する。
BOIを構成する6項目はいずれもプラス圏で、売上高と純利益は共に5.93で前四半期から横ばい。一方、販売価格は10.00から5.93に、雇用は3.25から2.96にそれぞれ低下した。ほか、新規受注は2.40から3.70に上昇し、在庫水準はマイナス0.85から1.48に回復した。
BOIを産業別にみると、サービス業と金融業で楽観的な見方が目立った。サービス業は6項目すべてがプラスとなり、売上高と純利益がいずれも6.82に上昇。金融業では収益と純利益が21.43と高水準だった。一方、建設や製造、卸売りでは慎重姿勢が強まり、特に卸売業は売上高、純利益、販売価格など4項目がマイナスとなった。
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