ニュース 2023/11/26 20:59
シンガポール:ベンツ、重量級電動トラック「eアクトロス」投入
自動車 電子・電気 シンガポール
独メルセデス・ベンツ・トラックスは21日、重量級電動トラック「eアクトロス」をシンガポールで発売した。同モデルの東南アジア投入は初めて。来年にはタイやフィリピン、マレーシアにも展開する。ビジネス・タイムズなどが伝えた。
同モデルは欧州で今年6月にデビューした。出力400キロワット(kW)のモーターを2個搭載し、積み荷40トン搭載で500キロメートルの走行が可能。160kWの充電設備では1時間で20~80%を充電できる。
シンガポールでは自動車販売のジャーディン・サイクル・アンド・キャリッジ(JC&C)が代理店で、1台目を運送会社のメテオライト・ロジスティクス・サービシズに納車した。
価格は納車先企業の仕様によって異なるとして明らかにしていないが、ビジネス・タイムズは、同サイズのディーゼルトラックの2倍が目安になると説明。ただし運用コストが低く、総じて費用はディーゼルトラックと似通うとしている。また国によっては電動車向けの補助金が受けられることも魅力になるとしている。
メルセデス・ベンツ・トラックスは、ダイムラー・トラックの一部門。ダイムラー・トラックはアジアではこれまで、香港でeアクトロスを含む電動トラックを3モデル投入した。ダイムラー・トラックの東南アジア部門の代表者は、この8~12カ月間で電動トラックに関する問い合わせが急激に増えたと説明。向こう10~15年でSDGs(持続可能な開発目標)を事業の主要な推進力とする大手運送会社が増えるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同モデルは欧州で今年6月にデビューした。出力400キロワット(kW)のモーターを2個搭載し、積み荷40トン搭載で500キロメートルの走行が可能。160kWの充電設備では1時間で20~80%を充電できる。
シンガポールでは自動車販売のジャーディン・サイクル・アンド・キャリッジ(JC&C)が代理店で、1台目を運送会社のメテオライト・ロジスティクス・サービシズに納車した。
価格は納車先企業の仕様によって異なるとして明らかにしていないが、ビジネス・タイムズは、同サイズのディーゼルトラックの2倍が目安になると説明。ただし運用コストが低く、総じて費用はディーゼルトラックと似通うとしている。また国によっては電動車向けの補助金が受けられることも魅力になるとしている。
メルセデス・ベンツ・トラックスは、ダイムラー・トラックの一部門。ダイムラー・トラックはアジアではこれまで、香港でeアクトロスを含む電動トラックを3モデル投入した。ダイムラー・トラックの東南アジア部門の代表者は、この8~12カ月間で電動トラックに関する問い合わせが急激に増えたと説明。向こう10~15年でSDGs(持続可能な開発目標)を事業の主要な推進力とする大手運送会社が増えるとしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。