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  ニュース     2024/02/08 19:59

マレーシア:自動梱包機の独モスカ、ジョ州で工場移転 無料記事

【亜州ビジネス編集部】梱包(こんぽう)ソリューションを提供する独モスカは、ジョホール州内で工場を移転する。移転先のフロンティアパークを運営するWBランドと6日、既設工場への入居契約を交わした。移転により工場面積を3倍近くに広げ、自動梱包機の組立生産能力を高める。国営ベルナマ通信が7日付で伝えた。

 同社はジョホール州で20年にわたり自動梱包機の最終組み立てを行っており、既存工場が手狭になったことからフロンティアパーク内に移転する。これにより工場面積を現在の約3716平方メートルから同9611平方メートルへと2.6倍に拡大し、従業員数も2倍にして生産能力を強化する。ティモ・モスカ最高経営責任者(CEO)は、ジョホール拠点は20年間の生産を経て技術レベルが上がっており、新工場では生産する機械のラインアップを増やすと説明した。

 同社は1966年設立で、製造業者に対し最終工程用梱包ソリューションを提供。バンド掛け梱包と荷崩れ防止で長年の実績があり、工場はドイツとスペイン、米国、カナダ、マレーシアに持つ。

 一方、フロンティアパークはWBランドの旗艦事業で、約55万平方メートルを開発。独立型・半独立型の工場棟189棟のほか、公園、スポーツ施設、寮などを開発している。


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