ニュース 2024/01/25 20:58
マレーシア:AT&Sが工場開所、AMDにIC基板供給へ
電子・電気 マレーシア
【亜州ビジネス編集部】オーストリアのプリント基板(PCB)メーカー、AT&Sは24日、ケダ州クリムに建設した工場を開所した。85億リンギ(約2654億円)を投じた第1期で、今年末から米半導体大手のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)向けに先端集積回路(IC)パッケージ基板を供給する。
工場はクリム・ハイテク工業団地で2021年11月に着工した。着工時の情報によると、敷地面積は20万平方メートル、建物の床面積は10万平方メートル。高性能プロセッサーの実装に味の素の層間絶縁材料「味の素ビルドアップフィルム(ABF)」を用いる「ABF基板」を生産する。設備を2000台導入し、6000人以上を雇用する。
AT&Sはスマートフォンやパソコン(PC)向けの基板を中国で製造しており、クリム工場を開所することでAMDへの供給を強化する。一方、自動車や工業向けの製品はオーストリア、インド、韓国で製造している。
マレーシアの電気・電子産業は急速に成長。マレーシア投資開発庁(MIDA)によると、23年1~9月には同産業で574億リンギの投資が認可されており、うち98%が外国直接投資(FDI)となっている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
工場はクリム・ハイテク工業団地で2021年11月に着工した。着工時の情報によると、敷地面積は20万平方メートル、建物の床面積は10万平方メートル。高性能プロセッサーの実装に味の素の層間絶縁材料「味の素ビルドアップフィルム(ABF)」を用いる「ABF基板」を生産する。設備を2000台導入し、6000人以上を雇用する。
AT&Sはスマートフォンやパソコン(PC)向けの基板を中国で製造しており、クリム工場を開所することでAMDへの供給を強化する。一方、自動車や工業向けの製品はオーストリア、インド、韓国で製造している。
マレーシアの電気・電子産業は急速に成長。マレーシア投資開発庁(MIDA)によると、23年1~9月には同産業で574億リンギの投資が認可されており、うち98%が外国直接投資(FDI)となっている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。