ニュース 2024/01/28 20:52
シンガポール:12月の工業生産2.5%減、3カ月ぶりマイナス
経済・統計 工業生産 シンガポール
【亜州ビジネス編集部】シンガポール経済開発庁(EDB)が26日発表した2023年12月の鉱工業生産指数(19年=100)は125.8となり、前年同月比で2.5%低下した。前年同月を下回るのは3カ月ぶり。主力の電子(6.3%上昇)は伸びが加速したものの、バイオ医療(23.9%低下)が大幅に落ち込んだ。季節調整済みの前月比では1.7%低下と、2カ月連続のマイナスだった。
6分野のうち3分野が前年同月比マイナス。うちバイオ医療は2カ月連続で低下し、下落幅は20ポイント余り拡大した。バイオ製品の生産減などで医薬品(45.0%低下)の落ち込みが顕著だった。精密エンジニアリング(7.4%低下)は10カ月連続のマイナス。プラスチック・金属精密部品の生産が低調に推移している。一般製造(15.9%低下)は3カ月ぶりのマイナスに転じた。
一方、電子では半導体(17.7%上昇)が4カ月連続のプラスで、前月から伸びが拡大。電子以外では、鉱物油添加剤の生産が増えた化学(2.8%上昇)や、航空分野の好調が続く輸送エンジニアリング(0.2%上昇)もプラスだった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
6分野のうち3分野が前年同月比マイナス。うちバイオ医療は2カ月連続で低下し、下落幅は20ポイント余り拡大した。バイオ製品の生産減などで医薬品(45.0%低下)の落ち込みが顕著だった。精密エンジニアリング(7.4%低下)は10カ月連続のマイナス。プラスチック・金属精密部品の生産が低調に推移している。一般製造(15.9%低下)は3カ月ぶりのマイナスに転じた。
一方、電子では半導体(17.7%上昇)が4カ月連続のプラスで、前月から伸びが拡大。電子以外では、鉱物油添加剤の生産が増えた化学(2.8%上昇)や、航空分野の好調が続く輸送エンジニアリング(0.2%上昇)もプラスだった。
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