ニュース 2024/08/22 20:55
ベトナム:EVのビンがタイ参入延期、事業計画を再考
自動車 電子・電気 ベトナム タイ
ベトナムの国産電気自動車(EV)メーカー、ビンファストは、タイ市場への参入を延期する。今年6月にも初モデルを投入する予定だったが、中国メーカーとの価格競争に直面したことから発売を無期延期。事業計画を見直すとしている。今月23日開幕の自動車展示会「BIGモーター・セール2024」の出展も取りやめた。21日付各紙が伝えた。
同社はタイ市場への参入を今年3月に正式発表。その際はCセグメントのスポーツ多目的車(SUV)「VFe34」などを6月ごろ投入し、来年半ばまでの1年間で1万台の販売を目指すと表明していた。今年5月には、6月に発売予定だった初モデルをAセグメントSUV「VF5」に差し替えるほか、車両のみ販売して電池を貸し出す販売方式の導入を見合わせるなど、販売戦略を変更。その後も販売価格の引き下げなど調整を繰り返し、初モデルの発売を延期していた。
販売網については、3月下旬~4月上旬にバンコクで開催されたモーターショーへの出展に合わせて現地ディーラー15社と販売代理に関する基本合意書(LOI)を締結。ただ、中国メーカーの参入が相次ぐ中、実際のディーラー数は15社を下回った。発売準備を進めていたディーラーによると、現地法人のビンファスト・オート(タイランド)から発売延期の連絡があり、損害賠償に応じる上、タイ法人を閉鎖して撤退する可能性もあると説明を受けたという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
同社はタイ市場への参入を今年3月に正式発表。その際はCセグメントのスポーツ多目的車(SUV)「VFe34」などを6月ごろ投入し、来年半ばまでの1年間で1万台の販売を目指すと表明していた。今年5月には、6月に発売予定だった初モデルをAセグメントSUV「VF5」に差し替えるほか、車両のみ販売して電池を貸し出す販売方式の導入を見合わせるなど、販売戦略を変更。その後も販売価格の引き下げなど調整を繰り返し、初モデルの発売を延期していた。
販売網については、3月下旬~4月上旬にバンコクで開催されたモーターショーへの出展に合わせて現地ディーラー15社と販売代理に関する基本合意書(LOI)を締結。ただ、中国メーカーの参入が相次ぐ中、実際のディーラー数は15社を下回った。発売準備を進めていたディーラーによると、現地法人のビンファスト・オート(タイランド)から発売延期の連絡があり、損害賠償に応じる上、タイ法人を閉鎖して撤退する可能性もあると説明を受けたという。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。