NECプラットフォームズは9日、バンコク北郊パトゥムタニ県の工場に太陽光発電システムを導入し、今月に稼働させたと発表した。総出力は1.4メガワット（MW）で、年1900メガワット時（MWh）の発電量を見込む。
　現地法人のNECプラットフォームズタイが、ナワナコン工業団地の工場で導入。昨年初めに新設した工場棟と、隣接する事務棟、駐輪場の屋根全面に計8330平方メートルの太陽光パネルを設けた。
　同工場ではほかに、使用電力で大きな比重を占める空調機関連設備の運転台数や運転制御の最適化、省電力設備への置き換え、設備稼働状況の見える化・制御を行うシステムの導入などを推進。太陽光発電システムの設置と合わせ、購入電力量を4割削減できると見込んでいる。
　同工場では小容量PBX（構内交換機）など情報通信技術（ICT）システム機器を生産している。


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